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- 61 :無名武将@お腹せっぷく :03/07/22 00:44
- ははは・・・ わーっ あはは……
どうだい馬岱やい!面を見せろい!!
思い知ったか乞食男め!!
この乞食男!!
魏軍にとりまかれ
矢をあびながらの
地獄のような
西涼帰還がはじまった
- 185 :無名武将@お腹せっぷく :03/07/29 22:11
- 馬岱「わっわたしはこんなに地味だけど
わたしが思うに これはきっと
孟起おにいちゃまの血をひいているからなのであって……
だから結論をいえば いまにわたしは 孟起おにいちゃまのような
錦馬岱になれるのであって……」
ホウ徳(………………………………………………)
………………………………………………
…………………………………微妙だな…)
- 286 :無名武将@お腹せぷーく :03/08/08 22:24
- 魏延「馬岱殿…」
馬岱「まぁ かわいそうに こんなに黒焦げになって」
「さぁ こちらにいらっしゃい魏延さん
かわいそうに かわいそうに すぐ服をぬいで
冷やさなくては ケロイドになってしまうわ」
泣き崩れる魏延……
馬岱「見ていましたよ 本当にひどいことをさせる孔明ね」
(実行犯はワタシだけど…)
- 326 :長くてスマソ :03/08/10 02:24
- 魏延「さあ 丞相!
この火計のことは どう説明をつける気ですかな!?」
孔明(おちつけ… おちつくのよ 孔明
決定的な 証拠は まだなにも ないんだから……)
馬岱「じつは今度の事件は わたくしが……
さる高貴な方に たのまれ しくんだことなのです
その方というのは…… 丞相です!!」
魏延「ほほう! 馬岱殿
それであなたと 丞相とはいったいどういう 関係だったのですか?」
馬岱「それは ですね…… つまり孔明風に
じつは 魏延殿には 反骨の相が おありなのです
そして わたくしに 命令して…」
魏延「このわたしが 反骨…!? 反骨の相だというのですか!?」
孔明「馬岱!! なんてことを……
なんてことを いうの!?
馬岱 五十杖の刑の後 両肩に“B”の焼きごてをおして
階級を剥奪する!」
馬岱「五十杖の刑ですって!?
わ…わたしは無罪よ!!」
“B”の焼きごては 乞食を意味する BATAI の頭文字である
- 366 :無名武将@お腹せっぷく :03/08/13 01:19
- 黄奎「いよいよ 今夜です
打ち合わせ通り 準備はよろしゅう ございますね」
馬騰「あ…だめ…だめ…です こわい…!
失敗したら こどもたちは きっと殺されるわ…
殺されるわ! あの子たちを助けて!
岱! 休! 鉄!」
黄奎「おちついてください! しっかりなさってください!
あなたの肩に 曹操の命が かかっているのです!!」
〜馬騰 息子たちの幕舎へ向かう〜
馬騰「岱、 休、 鉄」
一同「父さま!!」
馬騰「さあ 支度は いいですか
出陣しますよ」
馬岱「父さま どうしてぼく
乞食の服なんか 着せられてるの?
どこへいくの?」
馬騰「岱は 西涼へ逃げるのですよ」
神よ…!! お守りください…!
わたしたちを みすてないでください…!
ドキン ドキン ドキン ドキン
- 391 :無名武将@お腹せっぷく :03/08/14 00:18
- 魏延「うるさ――いっ
あっちへいけ!!
打ってでるんだ 打ってでるんだ!!
でたいんだよお…!!
あ……ん あ……ん
丞相… おねがい
ぼくに 魏軍を攻めさせて…
お馬に乗させて ください… お馬に乗りたい………!」
孔明「馬岱…… どうか…… どうか
この子から 目を離さないでいて……」
馬岱(丞相……?)
孔明(わかったでしょう…?
もう後頭部が でこぼこになって…
頭蓋骨は まがってるし…… あと半年… もつかどうか…)
- 460 :無名武将@お腹せぷーく :03/08/18 22:43
- 馬岱「ぞんじておりますわ
KO-MEIとはヘブライ語で
“内政だけにしておけば良かったのに”を意味するのだと
従兄が話しておりました
でも まさか軍師の方だったなんて……」
孔明「錦馬超が……!?」
- 524 :無名武将@お腹せっぷく :03/08/26 18:21
- 馬超「とうさんが死んだ・・・?
休が・・・鉄が・・・
・・・死ん・・・だ・・・
それにしても馬岱がなぜこんなところに・・・?
あ・・・あんなにみすぼらしくなって・・・
乞食みたいな服をきて・・・」
- 532 :無名武将@お腹せっぷく :03/08/27 15:39
- >>524
の馬岱があまりに哀れなので、続きを考えてみました
馬岱「う…… ああ…あ……
くやし…い………!
一族を目のまえで 殺されても
あ… あたしには何もできないの!? くやしい……!!」
ホウ徳「おまえの手つきでは 残念ながら 子犬一匹も刺せまいな」
どうしても 一族のかたきをとりたければ
すこし槍の使い方でも 練習することだ」
馬岱「え?」
ホウ徳「ふふ…… わたしでよければ 教えてやろうと いっているんだ」
- 533 :無名武将@お腹せっぷく :03/08/27 15:49
- 馬超「さあさ 体をふいたら こちらへいらっしゃい
かわいそうに たった一人で こんな所まで歩いて……」
韓遂「ま…あ! 休さまのためにつくった 軍袍が
こんなところで 役に立つとは 思いませんでしたよ」
馬超「さあ 着てごらんなさい」
- 541 :524の馬超ならいいそう :03/08/27 17:02
- 「馬超さま、馬岱ともうす 汚らわしい兵士が
お目に かかりたいといって……」
馬超「岱!?」
ヒソ ヒソ ヒソ ヒソ
孔明「まあ いったいどこの兵士でしょう
馬超どのの お知りあい なのかしら?」
馬超「前に いなかのお城で使っていた 守備兵ですのよ
わたしを たよってきましたの」
劉備「まあ! そうでしたの おやさしいのね」
馬岱「!」
(しかたないわ 孟起兄はもう 五虎大将軍だもの…
あの人たちのてまえ わたしと従兄弟だなんて いえやしなかったんだわ…
でもいい… わたしを見て 涙をながしてくれた…
やっぱり兄さんだわ 中身は昔のまんま……)
- 547 :馬岱が流行っているようなので :03/08/27 18:35
- 馬超「おそいわね 蜀軍兵たち…
進軍になにか あったのじゃないかしら」
馬超(!!)
「張飛将軍!」
張飛「お相手にきて さしあげましたよ 馬超さん
さあ わたくしと一緒に いらっしゃい」
馬超「ど… どこへ…?
あ… でも 張魯さまが 攻めて出ないようにって…」
張飛「さあ 戦いましょう 馬超さん」
馬岱「岱は?」
張飛「ふふ おちびさん
あなたは まだいいの
もう少し強くなって あか抜けてからね」
- 572 :無名武将@お腹せっぷく :03/08/30 20:37
- 先鋒は ボロい服 ボロ絹のマントで身をつつんだ 馬岱軍621名
あとにつづく 錦馬超のきらびやかさが
かえってしらじらしく ホウ徳の目にうつった
- 594 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/02 19:49
- 俺はな わずか6歳のときに 母と死に別れ
いいか 6歳だぞ わずか6歳で
そして二人の弟とともに 父親さえ殺されてしまったんだ
俺は一族を殺され……
い…従兄弟の岱といっしょに 乱世にほうりだされたんだ
あたたかい いたわりも 愛も…… すべてもぎとられてな!
運がよかったため 魏の攻囲をぬけて 西涼に帰還した岱などは
いつも 俺と二人ぽっちで……
ほかの兵士のように 両親のやさしい心づかいさえも うけられず
すりきれた ぼろぼろの服を着て……
字もなく これといった活躍もせずに……
よろこびといえば 戦だけだった
はてしないほどの さびしさを 胸に満ちる涙を
馬・超・孟起と馬・岱の馬一族の血は
とりつかれたように 戦へ 復讐へ むけるしかなかった
おまえたちに 分かるか!? どんなに俺たちが孤独だったか
どんなに みすぼらしいぼろ服が いい年した岱の心にはずかしかったか
一族すべてを殺された 25歳(推定)の青年の
すりきれたぼろ服につつまれた 胸の中に どんな思いがたぎっていたか
おまえら蜀軍にわかるか!?
- 601 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/03 19:14
- 「どうだい馬岱やい!面をみせろい!!
思い知ったか乞食武将め!!」
「この乞食武将!!」
「しぶとい野郎だよ、涙ひとつ見せやしないこんちくしょう!」
(ゆるさない…
ゆるさない、2ちゃんねらーのだれひとりにも…!!
馬一族のみそっかす・馬岱の涙を見ることは!!)
- 619 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/06 17:29
- 馬騰(地図を広げる)
「いいか岱 ここが我が陣だ そして こっちが相府 そっちが西涼
この円内にある 魏軍の拠点を 外側からはじめて
のこらずリストアップしてくれ」
馬岱「せ…西涼まで 逃げるつもりですか!? どうやって!?」
馬騰「ニセモノの乞食にしたてあげ 義軍の攻囲を じゅんじゅんに抜けさせる」
馬岱「こ…乞食!? だ… だ… だ… だれがいったいそんな……!?」
馬騰 ニッ
馬岱 はっ
馬騰「そうだ おまえだ 岱」
馬岱「わ―――っ お… おれはごめんだ!! そんな乞食の変装なんか」
馬騰「乞食があらわれたとして 魏兵も気にすまい
魏兵があらわれたら うまくこの格好で きり抜けるんだ」
- 620 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/06 17:31
- 馬鉄「さあ! 岱、髪を……」
馬岱「ひいっ よ…よしてくれ おれの髪は
そんな おまえみたいな ほったらかしの
すきかってなほう むいている髪とは わけがちがうんだ!」 じた ばた
馬鉄「わるかったな!! これでも まい朝 苦労してセットしてるんだ!!」
馬岱 ギャ――――っ(逃げる) はっし!(捕まる) ビタ―――ッ(コケる)
馬騰「うん いいぞ! なかなかサマになっている」
馬岱 ブツ ブツ ブツ
馬休「ぶつくさ おいいでないよ! こんなときくらいしか 役にたたないんだから」
- 623 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/06 18:11
- 魏兵「乞食だ!! まて――――っ 怪しい乞食!!」
乞食 カツ カツ カツ (逃げる)
魏兵「む… 西涼へ むかっているな…
のがすものか 怪しい乞食 今こそきさまの 筵をはいでやる」
魏兵「はっ」
乞食 ズガアア…ン (矢を放つ)
ヒヒイ……ン (魏兵 落馬)
魏兵「く…… くそっ!」
ズガアア…ン! (矢で応戦)
魏兵「まて――――っ はあ はあ はあ 」
タタタタ…… (さらに追う)
乞食「はあ はあ はあ」 カンカンカン 建物の中に消えていく
魏兵「あ……! いない……!? ん…!? ここは……
お…お!! 西涼城! 馬超の居城!!」
(わからない…… 馬騰のむすこ 馬超の居城になぜ 乞食が……!?
西涼城に 反曹操軍閥が あつまるとはきいてはいたが……)
- 624 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/06 18:14
- 馬超「あっはは… あ―――はははは…
岱、 じつにケッサクだ
おまえに乞食の才能が あるとは思わなかったぞ!
しかし あらっぽい ものの乞い方だと 評判だ
これはいかんな あはは…」
馬岱「笑いごとか! こっちは命がけだったんだ」
(チェッ…… そうやって笑ってろ!
兄上…… 兄上のためでもなきゃ こんなばかなまね するもんか)
- 664 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/09 16:44
- 劉備「あ…… ごきげんいかが?馬岱殿」
馬岱「まあっ!劉備様…」
劉備「まえからお話ししたいと思っていたのですよ
どうしてめったに宮廷にでていらっしゃらないの?」
馬岱「劉備様…… それは…… あの……
宮廷にでて体面をたもっていけるだけの十分なお金がないからでございます」
劉備(ま…あ!!お金がないなんて
この世で一番はずかしいことをちっともかくさずに……
なんという清らかな魂をもった人なのかしら…!
この宮廷にこんなにも気どらない心をもった人がいたなんて!)
「馬岱殿 わたしがいつもあなたとお話できるように
一家みんなで私の城へうつっていらっしゃい」
馬岱「劉備様!?」
当時上流社会では……
お気に入りの女友だちをもつことが貴婦人たちのあいだの高級な趣味として流行していた
なかには乞食の格好をしてあやしい魅力をただよわせる貴婦人がごくまれにいた
上目がちの…物乞いのような目をもった貴婦人…馬岱はこうして……
以後10数年にわたり劉備のお気に入りとして君臨することになる?
- 676 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/09 22:13
- 叔父は 西涼の馬一族の長だったが…
ある男に 疑いをかけられて……
天子も 勅命もあやつれる男だったが……
権力ずくで 叔父を自分のものにした
叔父は 許昌に ぜいたくな屋敷をあてがわれ
そして あの計画が練られて……
それでも叔父は叔父なりに しあわせだったのだろうか……
それはわからない
わたしのおぼえているかぎり 叔父はいつも
かげろうの 羽のように はかない声で歌を口ずさんでいた……
あれは…… わたしが たしか25のときだった
門を荒々しく あけて 数人の魏兵たちが はいってきて
従兄弟の 休や鉄といた その叔父の首を 胴からはね上げてしまった
黄奎の妾…… つまり彼をかこっていた女に 新しい愛人ができたので
私たちの計画は 漏れてしまったのだった……
- 677 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/09 22:16
- 従兄は泣いた…… わたしを連れて
路頭にほうりだされたまま…… 泣いて…… 泣いて……
若かった わたしを連れたまま そのまま反乱へ 身をおどらせて……
あ…… うっ… ゾクッ
つめたい! つめたい つめたい!!
氷の城は 手足を 体からもぎとるように つめたかった……
父をあの男に殺され……
わたしの腕の中で 魏軍はみんな殺してやる 殺してやると
泣き叫んだ やけっぱちの 若い大将……
あのときの 従兄が 十何年たったいまでも わすれられない……
- 684 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/10 20:10
- 馬超「わたしはひとり…
すべてのひとが嵐のまえに
わたしをひとりおきざりにしていった…」
ビクッ ガサ…(物音)
「お……(誰かしら…このみすぼらしい格好をした者は…)」
馬岱「おわすれでございますか若大将
馬岱たったいま西涼に戻ってきました
皆…曹操の凶刀に倒れてしまいました」
馬超「あ……
み…みんな殺された……
父上っ 休! 鉄! おおおお」
ザザザ…ザザ(柳がゆれる)
- 685 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/10 20:12
- 馬超「あ…あなたは…
……
本当に岱ですか…!」
馬岱「おっしゃることはそれだけでございますか?
ともに死ぬためにもどってまいりました
あなたの忠実な騎士にどうぞお手を…
共に一族の仇を討ちましょう」
馬超「お…お!! 岱…!!」
馬岱「いまこそあなたの盾となりあなたをささえ
あなたを愛するのはこのわたくしなのだと…
馬岱なのだと西涼の民の前に名のりでましょう!」
馬超(気持ちは嬉しいがその格好で名のりでるのだけは…やめてくれ…)
- 694 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/12 21:24
- 馬岱「丞相は こんどのいき過ぎた 火計とは
なんの関係もありません!!
だから… だから諸侯に
そんなこといわないで!!
おねがいです!!
あなたがいったら みんなはきっと本気になさるわ
丞相を
おとしいれるのはやめて!!」
魏延「では 馬岱! わたくしの部下になりますか!?
このわたしを 上官とよびますか!? どうなの
馬岱!?
そうすれば このことは 表ざたにしないと約束しましょう
それ以外は だめです
あなたの 心ひとつです
馬岱
ようく考えておきなさい! このわたくしの力は 知っているはずよ」
馬岱(お…お…!!
丞相が……
火計の犯人にされてしまう……
ひれつなことを……!!
こんな手をつかって
あたしを部下にしようなんて
ひきょう者!!)
(呆然と立ちつくし 泣き崩れる)
- 695 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/12 21:31
- 楊儀「た…たいへんですよ! あの男が……
あのハレンチな 魏延が……
馬岱を自分の部下にしたいと
ねがいでたのよ!」
孔明「!!」
孔明「馬岱を……!? 魏延の部下に…!?
王平「わかってるわ あの叛骨男は
馬岱の自尊心に目をつけたのよ
一武将にすぎないくせに
いよいよ丞相である あなたに 挑戦してくる
気なんだわ!」
姜維「もちろん そんな小細工したって
蜀のなかで 事実上最高の地位にある
あなたに
勝つわけはないけれど
でもね! 乞食武将のせいで わたしたちの丞相が
あんな魏延になめられるなんて
がまんなりませんよ!」
孔明「わかりましたわ! あなた方
馬岱に 魏延付きの侍従になるよう 私から命令します
それも
下僕の待遇で!」
一同「ホッ」
- 699 :馬超 :03/09/13 01:49
- 馬岱・・・!
わたしの・・・従兄弟・・・!?
岱なんだ・・・この乞食・・・
たったひとりで落ち延びてきた・・・みすぼらしい姿をした・・・
- 700 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/13 02:11
- >>699
馬岱(えっえ…え…え…ええ…)
「だれも私の身なりを嫌がって私に近寄ってこないのに…あなただけだわ…
おにいさま…みた…い…。いや!乞食なんていやようっ…!!」
馬超「馬岱!」
- 715 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/14 01:06
- 馬岱「乱を… 敵討ちを 兄上…と…
兄上と…… いっしょに… 馬孟起を盟主… に…」
馬超「すべてを… くれる…と… お…おれのものに…
なってくれるというの…か…? こんなおれの…」
馬岱「おれには 兄上を支えていくだけの
名声も 知略も 統率も…字もない ほんとうになにもない
まして タイタンの力も サテュロスのひづめも
従弟として 兄上を守ってやるだけの 武力も…!!」
馬超「岱…… 血にはやり 武力にたけることだけが 男らしさではない
父上がいっていた 心やさしく あたたかい 武将こそが
真に男らしい たよりになる武将なのだということに 気付くとき……
たいていの戦は もうすでに 負けてしまっている…と…
よかった……
すぐそばにいて おれをささえてくれる やさしいまなざしに
気付くのが遅すぎなくて……」
馬岱 (馬超に歩み寄る)
馬超 ビクン
馬超 ドキン ドキン ドキン
「あ…… だけど…… だけど…
くさ… い…!!」
- 737 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/16 15:11
- ホウ徳「おや馬超あんたもねむれないの?」
馬超「ばあやさん……いま馬のひづめの音がきこえたような気がして……」
ホウ徳「かぜをひくよあたしのへやにいらっしゃい
気持ちがおちつくまで話でもしていくといい」
馬超「ありがとうばあやさん」
トン!(足音)
ホウ徳「馬岱! く…くさいわ!」
馬超「く…く…く…くさ…
きゃ…(気絶)」
馬岱「だまらっしゃい!二人でぬけがけなんて許さない」
ホウ徳「お…お…お…おまち!ば…ば…馬岱
い…いつも外で寝るように言ってるでしょう!この人殺し」
- 745 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/17 00:48
- 劉備「まったく・・・・・・馬超、
きみが降将じゃなかったら
間違いなく決闘をもうしこむところだ」
馬超「劉備・玄徳
わたしのたいせつな従弟だ
どうか 能うかぎりの愛をそそいで
乞食にしてやってくれ」
劉備「わかった」
- 747 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/17 01:34
- では↑
魏延「千のちかいがいるか 万のちかいがほしいか
おれのことばはただひとつだ
あ・・・絶えいるばかりに胸ふるわせ
命をかけたただひとつのことばを
もういちどいえというのか
おれをころせるものがいるか・・・・」
馬岱「わたしの知っている後頭部は
ゆがんでいてでこぼこにまがっていて
すうようにしっとりとわたしの記憶のなかに
おしつつみしのびこみ
わたしのしっている反骨は・・・・!!」
魏延 死亡確認
- 749 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/17 03:18
- つづき
馬岱「魏延の・・・・・・形見です
楊儀どのにさしあげられるようなものでは
ありませんが
あいつの 後頭部です・・・・・・・
どうか蹴ってやってください・・・・
楊儀どのの・・・・ 普通の後頭部をにくんでいました・・・
いつもいつも・・・・ほんとうに 死の直前まで
普通の後頭部をねたんでました・・・・・
魏延は・・・・
魏延は・・・・・・・・!!」
- 755 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/17 21:22
- 馬岱「のぞむことはわがままなのか・・・・・・
高名ならば・・・・自分の名にあざなを重ねてみたい・・・・
いちどでいい 名乗りたい・・・・・・・
気のとおくなるほどじぶんをおさえてきた
気高く名乗る魏延をぶち殺してきた
おれにはすぎたのぞみなのか・・・・・・
いちどでいい!!
おれのあざながほしい!!」
- 757 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/18 02:31
- 馬騰「なんだって!?
曹操がわれわれに入朝しろだって!?」
馬超 (お…お!!お父さま!!)
馬騰 「よ…し!ギョウへいってくる」
馬超 「あ…お父さま気をつけて」
馬騰 「あっ」
飛び出す馬岱
馬騰 「ばか!どこへいく馬岱
あぶないぞもどれ!」
馬岱 「ギョウへ行く!
こんどもどってくるときは乞食の格好だからねーっ」
- 769 :533 :03/09/19 01:46
- >>533
のつづき
韓遂「からだのほうのは ちょっと打ちみが ひどいようでございますから
しばらく安静にしてくださいまし 西涼から逃げて落馬なすったんですもの
包帯を とりかえておきましょう
ホウ徳、超さまといっしょに 外にでておくれ!」
馬超「あ…!」
ホウ徳「なんだい 気どってるんだな
男どうしでもからだは 見せられない というわけか
馬騰さまの御一家でも あるまいに!」
韓遂 ジャ――――――ンΣ
(´Д`il!)
「よくも… うちの岱さまに……!! でてけ〜〜〜っ」
ホウ徳(あ… あの乞食…! 馬岱だったのか!
どうりで…… 馴れ馴れしすぎる……
あまりにも 哀れな姿をして…… だが……
なんてやつだ!! 馬岱……)
- 775 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/21 01:02
- 信者A「戦の指揮ができないんじゃ あなたは 台所の下ばたらきだけど…」
馬岱 「ええ! けっこうです なんでも いっしょうけんめいやります!」
信者A「じゃあ あすから やとうわ」
信者B「あなた! なにをしているの早く! 張魯さまが おかえりよ」
信者B「あら! いまいくわ」
超・岱 そお〜〜〜〜っ (こっそり経典をのぞく)
馬岱 「わ…あ!! す…すばらしい 教えばっかり…!」
馬超 「なんでも ここの教祖さまは
巫術で 信者の病を治す えらい方だとかって……」
馬岱 「夢のような話だわ! ああ……!
五斗米道の信者たちは みんなこんな教えを 心にもって……
くっ…… よかった… やとってもらえて……」(涙を流す)
馬超 (ホウ徳…! やっと楽をさせて あげられる……
お薬も買って…… お医者さまにみせて……
ばんざ――――い!! 居場所が見つかった……!
わたし 張魯軍で戦うのよ あしたから!) (スキップ)
- 784 :無名武将@お腹せっぷく :03/09/23 03:22
- 樊建「馬岱?・・・・・」
馬岱「わたしは丞相の人形ではありません!
豪族でもなく・・・・市民でもなく・・・・・
ああ そのように長い長い年月を生きてまいりました
いやおうなしにさだめられた降将としての道を・・・・・・・・
そして・・・・
こんどは階級剥奪・・・・・・・
魏延の部下になれ・・・・・・!!
乞食にもどれとおおせです!!
丞相はおわすれでございますわたくしにも心があるということを
生きてほとばしる馬氏の血があるということを!!
丞相にとってわたくしはいったいなんだったのでございます!!
教えてください樊建どの!!
樊建どの・・・・・・」
- 785 :つづき :03/09/23 03:23
- 樊建「馬岱・・・・
2ちゃんねらーというものはそれほどにおろかなものなのですね・・・・
萌えすればこそ・・・・・ときには
悲しいほどおろかになってしまう・・・・・
知っているでしょう
このごろの魏延軍の不穏な空気を
あちこちでおこる悪口や暴言のことを・・・・・
このままあなたを蜀軍においては・・・・
あなたのことだからきっと・・・・・・・きっと
自軍をひきいて反骨の中にとびこんでいくにちがいない・・・・
ひるむことなくしりぞくこともなくまっすぐに
ゆがんででこぼこの後頭部をきりおとすにちがいない・・・・
せめて嵐のまえにいとしいわが萌え武将を安全な巣の中にのがしたい・・・
ただの乞食として平和なネタとしてもってほしい・・・・と・・・・」
- 788 :藻前らに捧ぐ :03/09/23 05:35
- ※ (
´Д`)⇒ 藻前ら
(*´Д`)「漏れは… あの馬岱がきらいだ
ただの馬超の人形みたいに つまらない武将だったら…
そしたら貶めて 貶めて 軽蔑して…
軽蔑しぬいて やることができるのに… ちくしょうめ!
なんだって 憎みきることができない…?
なにを 考えてやがる あの乞食!」
アンドレ 「藻前ら… わかいな
萌えだから 知らないまに いじめてしまう……
はは… けつの青いがきの することだよ」
(;
´Д`) ガン! ☆ 「す…」
アンドレ 「ん? ずぼしさされて 声もでないか?
すなおになれ すなおに! でかいずうたいしやがって」
はっはっは…
ヽ(
`Д´)ノ「まっ 待ちやがれ この!」
- 808 :無名武将@お腹せっぷく :03/10/07 16:58
- 馬岱「まあこんなに雨がふきこんで…
へんね どうしてあけっぱなしにしてあるのかしら」
ドン!(馬岱押される)
バシャ!(馬岱転ぶ)
バタン!(ドアが閉まる)
馬岱「魏延さん!?
なにをするの!?
あけて!! あけてください!!」(ドンドンドン)
魏延「ふん! お坊っちゃまぶって大きな顔したって
ごまかされやしないわよ!
もし雨が降らなかったら焼き殺されるところよ!
孔明さまになにもかもきいたんだから!
もとは西涼の下町の乞食息子のくせに!!」
馬岱「…孔明さま…が…?」
魏延「ええ そうよ! 孔明さまが
ちょくせつわたしにおしえてくださったわ
あの子は居候できのどくな子だけど
ただそれだけでなんとも思ってはいないって!!
今回の件は後で孔明さまにもう一度問いつめるけど…」
馬岱「うそ!!」
魏延「帰っておしまい!!
それともどうしても中へはいりたければ
その格好でおもてへまわることね!
うんとあわれっぽくたのめばいれてもらえるかもしれないわよ」
馬岱「魏延さん…… うっうっう…」
- 809 :無名武将@お腹せっぷく :03/10/07 16:59
- 馬岱「孔明さま……」
孔明「まあ かわいそうに こんなにびしょぬれになって!」
「さあ こちらにいらっしゃい馬岱さん
かわいそうに かわいそうに すぐ服をぬいで
かわかさなくては 着る服がなくなってしまうわ」
泣き崩れる馬岱……
孔明「見ていましたよ 本当にひどいことをするボコボコ後頭部ね」
- 812 :無名武将@お腹せっぷく :03/10/07 21:51
- 魏延「よっ! 乞食武将」
馬岱「なにを! 馬岱という れっきとした名まえがあるぞ!」
魏延「健康診断 受けなくていいのか?
いやあ おれはな むしろ DNA鑑定のほうを うけてもらいてえよ
はたして ほんとうに 馬一族なのか どうかってな へへっ…」
馬超 ボカッ (魏延を殴る)
「てめえらに 岱の萌えが わかってたまるか!!」
魏延 ぺっ!
「へっへっへ… たいしたもんだ そこまで あの乞食が萌えか?
え!? 錦馬超と ただの乞食!
こりゃまった 笑わせるぜ!!
よせよせよせ ちったあ 身なりを わきまえるもんだ!
い… い… 一生 く… くっついてたって
ひ… ひ… ひ… 引き立て役にすぎねえぞ!」 あはは…
- 873 :無名武将@お腹せっぷく :03/11/18 19:57
- 劉備「ま… まさか… こんなことになるとは……
おまえのために したことが
これほど 雲長を 怒らせる結果になろうとは……
おまえに 大義を教えたのも……
できれば命とひきかえに 翼徳をうとうなどという ばかげたことを
思いとどませるために 時間がほしかったからだ……
張魯軍で 客将まで しようとしていた
おまえのことを ほうっておけなかったのだ……
だが もうわたしにやれることは なくなってしまったみたいだ
あの 雲長の怒りさえ どうしてやることもできない!!」
馬超「いいえ そんな… そんな 殿
もし あのとき 殿におあいしなかったら
いまごろわたしは 汚れた心になって…
どん底まで おちていって…
感謝しています…… どんな言葉でも いいつくせないほどです……
殿がいなかったら…… あたし…… ご心配なさらないで……
かえって気持ちに ケジメついたみたいです」
馬岱「わたしの従兄は… それこをパンくずしか たべられないような……
大義さえも 張魯のために 捨てなくてはならないような
そんな貧乏のどん底で 必死にわたしを育ててくれました
あのとき 李恢殿の言葉の中に 大義を見つけて
それで従兄は 張魯軍を とびだしていって…」
馬超「わたしは 馬騰の息子…
でも わたしの殿は このやさしい殿 ただひとり…
劉玄徳という御仁だけです
ほんとうに いま心からそう感じられるんです!」
- 908 :無名武将@お腹せっぷく :03/11/30 00:52
- 孔明「馬超殿…」
馬超「孔明様…… だれも…
わたしのたいせつな従弟のことを
理解してくれないのです……
あの人は… 馬岱は…
みんながいうような人(乞食)なんかじゃないのに…
おとうさまか二人の弟のように
あの人の話すひとことひとことが
宮廷でのきゅうくつさをわすれさせてくれ
わたしのきもちをなごませてくれるの……
あの人と二人きりになるとわたしはもう
五虎将軍の一人ではなくなって
わたしというひとりの人間にもどるのです……
あの人とはなれてくらすなんて
そんなこと…… できないわ!」
孔明「…ふしぎだ…
馬超殿はおさびしいのだろうか…?」
- 911 :正史 Ver. :03/11/30 15:43
- 馬超「!! も…… もうしわけありませんでした 韓遂殿……
しかし……! いえ! だからこそ…… 父上のために 孟起は……
漢の西方の大部分をしめる 西涼の諸侯たちが どのように戦い
なにを考え…… 曹操をどう思っているか
……知りたかったので ございます」
韓遂「!!
猪武者であるおまえが
そのようなことを 考えなくともよい!
そんな暇があったら 槍の腕でもみがくがよい」
馬超「………… はい韓遂殿…… …………」
馬岱「兄上……」
馬超「ちきしょう!! 曹操がなんだ!! そんなにえらいのか あんな男が!!
丞相ならなにをしても ゆるされるのか!? ちきしょうっ!!
岱 なにかいえ!! なんとかいってくれ!!」 はあ はあ
馬岱「一見氷のように ひややかなくせに……
胸の中はまるで炎のように 燃えさかっている……
血の気の多い激しさ…… おれは… そんな兄上が好きだ……」
馬超「!!
た… 岱 槍をもて またけいこをつけてやるぞ」
馬岱「よし!」
- 913 :じゃあ乞食馬岱を… :03/11/30 18:16
- 馬超「韓遂どの…… あ…あの……
馬岱という名の乞食を ごぞんじありませんか」
韓遂「ほ…お! 馬岱…… それから? 字はなんという?」
馬超「分かりません 分からないんです! でも…!!
あ… あたしのほんとうの一族なんです!!
父さんが 出るときにそういいのこして……
岱は乞食に扮される……って!」
韓遂「そ… それは… ほんとうか!?
な…ぜ… いままでそれを……」
馬超「信じたくなかったから…… 従弟が乞食スタイルだなんて……
でも… もし岱が生きているのなら……
あいたい…… ひとめだけでも……」
韓遂「ホウ徳、 おまえ知っているか?」
ホウ徳「岱ね… どっかで見た気もするが 乞食でわからないんじゃあな…」
韓遂「そうだったか…… 孟起……
分かった…! 全力をつくして探してやろう
馬岱という乞食のことを!」
馬超「韓遂どの!」(目に涙をうかべる)
- 924 :無名武将@お腹せっぷく :03/12/03 23:12
- 馬岱「うぬぼれるな魏延・・・
いいか!丞相にも申し上げるがいい・・・生涯・・・
生涯なにがあっても・・・だれのためにでも・・・
わ・・・・わたしは・・・わたしは乞食服は着ん!」
魏延「そんなあなたが・・・・
わたしにはいたしたしい・・・・
あまりにいたいたしくて・・・
あなたが貧相であれば貧相であるほど
軍服に身をつつみ馬にまたがるあなたは似合ってなく・・・
兵士たちの中にあってその姿は壮絶なまでに浮いていて・・・
あなたは蚤や虱をたべるのですか?」
馬岱「(゚Д゚;)ハッ
いけないか!!!!!!?」
魏延「背のびをやめてすなおにおなりなさい
高位の将軍のただ中へぼーっとつったってる前に見回して・・・・
わたしの軍でよければ・・・いつでも・・・あなただけをうけとめる用意がある
(一兵卒として)
なにもかも・・・胸につかえたほこりや肩にせおった蚤虱を
みんなわたしにあずけてはみませんか・・・・」
(一兵卒として・・・・)
- 928 :924に続いてみた :03/12/05 21:37
- 費イ「なんだ? あの兵士は」
姜維「なくなった馬超将軍の血縁で 馬族の血をひく
馬岱とかいう男だといっているが… おまえ知らなかったのか?」
費イ「いいや……」
楊儀「馬岱は まだ陛下から 謁見を許されてなかったからな……」
費イ「宮廷であったことはない」
楊儀「それより あの兵士と話している男を見ろ 魏延だ」
姜維「魏延将軍!?」
楊儀「まえの北伐の先鋒だったが…… あんまり自己主張がはでだったんで
丞相の諸葛亮さまにきらわれて 献策がボツになって
前線からかえってきたばかりの男だ」
馬岱「!」(費イと目があう)
費イ ぺっ!
「ほんとうに 馬超将軍の血をひく男であれば……
いまごろは 成都の宮殿に住居をもって
車騎将軍くらいにはなっているはずだ」
楊儀(えたいは知れないが なにか乞うように 萌える目をした男と……
蜀軍最高の武をもつ 叛骨男魏延……
……いやな予感がする………)
- 930 :無名武将@お腹せっぷく :03/12/06 01:53
- ホウ徳「な… な… なんだ!? ありゃあ」 ぎょぎょっ
馬岱「西域で 洋裁店を開いている デザイナーだよ
最近西涼に 出入りするようになったんだが……
ベルタン譲のデザインする 軍袍を 兄上がえらく気に入って……」
ベルタン「さあ 馬超さま きょうはまた新作の軍袍デザインがございますの」
馬超「ま…あ! つぎつぎ新しいのがでてくるのね でも…
ことしはもう軍袍を54着と 鎧も125着ほどつくったし……」
ベルタン「なにをおっしゃいます 馬超さま
錦馬超ともあろうお方は
いつも 流行の最先端を いっていらっしゃらなくては!
そして 西涼軍閥のモデルに おなりならなくては」
馬超「ああ この軍袍は この茶色の絹で したてるのがいいわ
支払いは ホウ徳のほうから…… あら! 韓遂どの」
韓遂「なんですかな この地味な色は! まるで馬岱ではないか」
ベルタン「馬岱の色!? あ! それいいですわ―――――っ
ついでに
馬岱の腹色と足色に わけましょう! 流行まちがいなし!」
程銀「キャ―――ッ 馬岱色の 軍袍注文しなくちゃ!」
馬玩「あ! あたしに
馬岱の腹色の
生地ちょうだい」
李堪「これ ことしの流行色ですってよ キャ―――――」
成宜「馬超さまと おなじのちょうだい! ワ―――――」
韓遂「むむ… かゆくなってきた」
馬岱「…とまあ こういうぐあいなのさ いまや兄上は 西域の軍袍のとりこだ」
ホウ徳「はあ―――――っ」
- 938 :どこか似ている二人 :03/12/07 13:39
- 王平「傷は…… いたむか……?」
馬岱「善人づらするな!! いつか魏延を切り殺してやるぞ」
王平「おまえになら 切り殺されても 魏延殿もはじにはならん
ところで……馬岱、 馬一族で しかも西涼軍閥をでているおまえが
いったいまたなにをやらかして 平北将軍からただの兵卒へおとされた?」
馬岱「文盲の知ったことか!
魏延の隊に 火計を1発くらわせてやって 谷ごと砕いてやったのさ」
王平「そ… それでよく 銃殺刑をまぬがれたな」
馬岱「はっ! 丞相に弱味があったからだ!
命を遂行しただけのおれに 罪をおしつけようとしやがったんだよ!!
計略にむりやりまきこんでな!!」
王平「そ…うか……」
馬岱「おまえのほうこそ いったになにを やらかしたんだ
魏の将軍が わざわざこんなところの将軍へ……」
王平「さあ……
おまえのような男に あいたかったからかもしれない……」(遠い目)
- 951 :936に続いてみる :03/12/08 22:48
- 6時…… 漢中を目前にした 魏延軍の最後の粛清がおこなわれる
これが馬岱の 最初で最後の 見せ場であった
楊儀 ガタ ガタ
姜維「楊儀殿……?」
楊儀「あ… 世界全体が わたしの上に おちかかってきそうだ……
ま… まだ わたしは しがない長史だというのに…
一国の丞相となって 国をおさめねば ならないのか……
なんという重荷だ……!」
234年 8月30日 午後3時15分……
ものすごい馬岱の苦しみは終わった……
黒々とふくれあがり くさりはてて 顔も後頭部もみわけがつかぬほどになった
魏・延・文長の逝去であった
伝令「魏延逝去!! 魏延逝去!!」 ドドドドドドドドド・・・・・・・・
劉禅「な…なんでしょうか… あの音は……!?」
蒋エン「陛下!」
蜀軍一同「魏延逝去!! 馬岱ばんざい!! 新丞相・蒋エンばんざい!!」
ワ――――ッ
楊儀「!!!」
姜維「おめでとうございます ただいまより わが蜀の丞相であらせられます」
蒋エン「しょ…… 諸葛亮さまが とうとうお亡くなりに…… 劉禅さま……」
劉禅「あ… 神よ…どうか… わたしたちを守りたまえ……」
蒋エン「こんなにも愚鈍にして 君臨する身となりました わたしたちを 神よ……」
「馬岱ばんざい!!」 「馬岱ばんざい!!」 「馬岱ばんざい!!」
わああああ・・・・ッ!! わああ・・・・・・・ッ!!
(花吹雪が舞う)